先生の厳しさ

2001年10月14日
昨日の事件から、まだちょっと立ち直っていなかったけれど
胃痛はすっかり治っていた。
睡眠を十分にとったからだな。

発表準備をひたすら進めるが、やたらドキドキしてすぐ滞る。
発表に間に合わないんじゃないか?という危機感からだろう。

しかし、発表といっても、ただのゼミの発表。
学会で講演したり、学科全体の場でのプレゼンだったり、何かの面接試験という訳ではないのに。
もう院に入ってから4年半、何度も何度も経験しているのに。
我ながら情けない。
博論が受理されるまでには、大きな発表(しかもかなり先生方から攻撃が入る)をたくさん経なければならないのに、それを乗り越えて行けるのだろうか?
・・・とちょっと不安になる。

ただ、うちのゼミはちょっと特殊。
指導教官が大変厳しいので、ゼミ発表にもかなりの完成度が要求される。
昔は、指導教官の厳しさが辛かったときもあったけれど、
今思えば、こんな私をここまで(って大したレベルじゃないけど)育ててくれたのは、この先生の厳しさだった。
先生はお忙しいので、そんなに細かく指導してくれるわけじゃないけど、怒られるのが怖くて、昔から発表には細心の注意を払う癖がついた。
失敗も何度もしては泣いたこともあったけれど、結果的に、その癖は学外での発表で大いに役立ってきた。

だから、今のゼミでやっていけるだけのレベルだということは、
どこでもやっていけるのだという自信はある。
そういう高レベルのゼミを作っていけるような教官に
私もいつかなりたいな。

・・・と自分を安心させ、大きな夢を描きつつ、
目の前の発表をまずこなそう。

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