学外の研究会
2001年10月27日研究会に出かけた。
学外のもので、私の専門以外の色んな分野の最先端にいるような人達があつまる研究会。
それはそれは敷居が高かったんだけど、Mの時に研究室の先輩に紹介されて、出席していた。
でもこの1年半以上行っていなかったので、忘れられていたらどうしよう!とドキドキしながら、電車に乗って向かった。
行ったら、他の研究会でもお会いしている人がいたので、何とか入りこむことができた。
今日の発表者は、私の専門分野とかなり近く(だから出席したんだけど)、もうある大学に就職してすでに3年という人。
博士論文を出したばかりで、その内容の発表だった。
やはり、発表がうまいな、と思う。
それにも増して、出席者の先生方の鋭い質問やコメントがすばらしい。
一見して本質をズバリと言い当て、それに関連させて、ものすごく豊富な知識の中から適切に取り出して提供する。
すごい、すごすぎる・・・。
これからのこの学問を背負って行く人達だな、と思う。
こんな、ものすごいハイレベルなディスカッションに触れるだけで、本当に刺激になった。
そして、気づいたことがひとつ。
確かに、私の所属する研究室はレベルが高いけれど、小さくまとまっている。
表面的な一貫性や実験の実現性にこだわりすぎて、本質の見極めが甘く、「面白さ」の追求がイマイチだ。
昔、修論の計画を、一度この会で発表したことがる。
たくさんの有益なコメントをもらったのだけど、同時に「面白い」という感想も結構もらえた。
もう3年も前のことだが、いまでも覚えていて、今日「面白かったよね」、といってもらえた。
でも、私の研究室では、先生をはじめ、面白さを指摘してもらえた事はない。
先生の専門分野とはちょっと離れているからだと思う。
まだMだったし、自分なりには面白いと思っていても、それを指導教官に認められないのは、かなりつらかった。
でも、この会でそう言ってもらえて、自信になり、救われた記憶がある。
だからと言って、私の研究室は誰がどうみたって、立派な実績を出していて、申し分ない。
要は、その狭い中だけに閉じこもらなければいい、ということだ。
とか色々考えつつ、結局研究会の後の恒例の飲み会にも参加した。
そこで、色々「おめでとう」とか「すごい活躍で」とか言われる。
忘れられているどころか、私の名前をよく見る、と。
ああ・・・こんなすごい人達に言われるなんて、何だか私の名前だけが暴走している気がする。
「実」が、中身が、ついて行っていない。
怖い・・・早く、中身も追いつかなければ。
それにしても、こんな飲み会も久しぶり。
単純に楽しいし、人脈作りとしても最適。
こういう場は、大事にしなければ。
これからは、きちんと参加しよう。
学外のもので、私の専門以外の色んな分野の最先端にいるような人達があつまる研究会。
それはそれは敷居が高かったんだけど、Mの時に研究室の先輩に紹介されて、出席していた。
でもこの1年半以上行っていなかったので、忘れられていたらどうしよう!とドキドキしながら、電車に乗って向かった。
行ったら、他の研究会でもお会いしている人がいたので、何とか入りこむことができた。
今日の発表者は、私の専門分野とかなり近く(だから出席したんだけど)、もうある大学に就職してすでに3年という人。
博士論文を出したばかりで、その内容の発表だった。
やはり、発表がうまいな、と思う。
それにも増して、出席者の先生方の鋭い質問やコメントがすばらしい。
一見して本質をズバリと言い当て、それに関連させて、ものすごく豊富な知識の中から適切に取り出して提供する。
すごい、すごすぎる・・・。
これからのこの学問を背負って行く人達だな、と思う。
こんな、ものすごいハイレベルなディスカッションに触れるだけで、本当に刺激になった。
そして、気づいたことがひとつ。
確かに、私の所属する研究室はレベルが高いけれど、小さくまとまっている。
表面的な一貫性や実験の実現性にこだわりすぎて、本質の見極めが甘く、「面白さ」の追求がイマイチだ。
昔、修論の計画を、一度この会で発表したことがる。
たくさんの有益なコメントをもらったのだけど、同時に「面白い」という感想も結構もらえた。
もう3年も前のことだが、いまでも覚えていて、今日「面白かったよね」、といってもらえた。
でも、私の研究室では、先生をはじめ、面白さを指摘してもらえた事はない。
先生の専門分野とはちょっと離れているからだと思う。
まだMだったし、自分なりには面白いと思っていても、それを指導教官に認められないのは、かなりつらかった。
でも、この会でそう言ってもらえて、自信になり、救われた記憶がある。
だからと言って、私の研究室は誰がどうみたって、立派な実績を出していて、申し分ない。
要は、その狭い中だけに閉じこもらなければいい、ということだ。
とか色々考えつつ、結局研究会の後の恒例の飲み会にも参加した。
そこで、色々「おめでとう」とか「すごい活躍で」とか言われる。
忘れられているどころか、私の名前をよく見る、と。
ああ・・・こんなすごい人達に言われるなんて、何だか私の名前だけが暴走している気がする。
「実」が、中身が、ついて行っていない。
怖い・・・早く、中身も追いつかなければ。
それにしても、こんな飲み会も久しぶり。
単純に楽しいし、人脈作りとしても最適。
こういう場は、大事にしなければ。
これからは、きちんと参加しよう。
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