懸命に、誠実に生きよう
2001年11月9日亡くなった旦那の親友の告別式が終わった。
旦那は、仮通夜、通夜、告別式の全て、手伝いも含めて出席した。
最後は、火葬場まで行き骨まで拾ってきた。
私は、告別式に参列しただけだったが、
残された故人の奥さんが本当に辛そうで、
そして旦那のかけがえのない親友を亡くした気持ちを思うと
どうしようもなく辛かった。
告別式の帰りに、
旦那は、出棺の前に触った彼の頭が冷たくて、
それがあまりにもショックだったと言っていた。
私の手をつなぎ、「温かいね・・・」とつぶやく。
旦那は、生前の彼との思い出はあまりに多く、
ちょっとしたことがきっかけで
彼とこうしたなあ、ああしたなあ、というエピソードを
次々に思い出しては、
「もう二度とできないんだ」という現実に打ちのめされる。
そして、「生きていなきゃ」と言う。
旦那は、亡くなった彼のお父さんから、
「息子の分も頑張って生きてください」と言われた。
ほんとうに、そうしようね。
懸命に、誠実に生きよう、
彼が「お手本になってくれ」といつも言っていた旦那の人生を。
彼を忘れないで・・・
私はそれをどうやって支えていけるのか
それが今の課題。
まずは、訃報を受けてから葬儀まで
連絡や手伝いなどやるべきことがあり
あまりにもしっかりとしていた旦那のこころが
きっともう友人がいないという実感と共に
悲しみに包まれてしまうのを
受け止めてあげよう。
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