怖い事件

2002年1月8日
怖いできごとがあった。

学校でゼミを終えて
途中喫茶店でちょっと勉強して
本屋に寄って
帰った。

最寄駅から歩いて
22時前に家に近づくと
駐車場に止めてあるうちの車のルームライトが点いている。
真っ暗な中に
そこだけぼうっと明るくなっていて
しかも助手席のシートが倒されていて
見た瞬間
あっおかしい!と気付いた。

こわくてこわくて
すぐに旦那の携帯に電話。
まだ会社にいた旦那はすぐ出てくれた。
状況を説明して、こわいということを告げ
どうしたらいいか相談する。

旦那の判断は
?家の鍵は閉まっているはずなんだから入られているわけがない、だから家へ入れ。
?すぐ警察に電話をして来てもらえ。
このどちらか、というもの。

こわくて仕方がないのに
家に入ることなんてとうていできない。
身体がすくんで近づくこともできない。
だから?は却下。
でも?は大事になりそうだし
なにより警察が来るまで真っ暗な中ひとりでそこにいなければいけない。

旦那は
それなら家に入れというから
勇気をふりしぼって家に入ろうとしたその時。

若い男性が道の向こうのほうから早足で歩いてきた。
そしてうちの前まで来て私に気付いて
駐車場をみて
私の目の前で踵をかえして
走って逃げて行った。

今目の前で起こった出来事を考えると
あれが荒らした犯人かという思いから
もうその場にいることができなくなった、どうしても。
思わずまだ携帯で話していた旦那に泣きながら
「どうして早く帰ってきてくれないの!?」と言う。
するとそれを聞いた旦那は
それ以降の会話でかなりむっとした口調に変わる。

なにそれ、この人怒ってるよ・・・
今この恐怖感をどうしたらいいのか・・・
この人には頼れない。
どうしたらいいか判断もしてくれない。

旦那に今すぐ帰ってきて欲しいと告げて電話を切り
自分の判断で
とにかくこの場を離れて
近くの病院まで走ってタクシーに乗り駅前で旦那を待つことにする。

タクシーに乗りこんでからすぐに
友人に電話。
友人は
とにかくしっかりしなさい、
その場を離れなさい、
一人でいちゃだめだ、
すぐに警察に電話をしなさい、
とアドバイスをしてくれる。

その友人と話をして
私の恐怖を理解してもらえた、という安心感から
やっと落ち着いて
泣き止むことができた。

駅前について夜中までやっているミスドに入り
席についたらすぐに警察に電話をする。
警察が家まで見に行ってくれ、やはりおかしかったので
とにかく家に帰ったら車を調べてなくなっているものがないかを調べてくださいとのこと。

あとは旦那を待つしかない。
ミスドで待っている間も友人は心配してメールをくれる。
ありがたかった。

それに対して旦那は
心配するメールも電話もなし。
一回だけ何時に駅に着きそうかというメールをくれただけ。
すぐに会社は出てくれたようだけれど
旦那への不信感がつのりつつ待つ。

旦那がついてからタクシーで帰り
警察へ再度電話したら来てくれて
調べてもらい被害届を書く。

結局車の中には大した物は入れていなかったから
盗られたのはガソリンスタンドの洗車カードぐらい。
でも車の中がかなり荒らされていて気持ち悪くて仕方がなかった。

本当に怖かった。
警察の人が言うには
ついこの間もすぐ近くで泥棒に入られたばかり、
最近多いんだそう。
施錠していなかった私が悪いと言えば悪いが
気持ち悪くてもう車に乗る気がしない。

この事件はそのような恐怖感だけではなく
様々な感情を生み出した。
旦那への不信感はさらに大きくなり
友人への感謝が大きくなった。

そしてこの後
夜中まで続く旦那との大喧嘩が始まったのだった・・・

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