金縛りと死神

昨夜はものすごく「金縛り」に苦しめられた。

「金縛り」は
うとうととしているレム睡眠中
身体は眠っているけど脳は起きているという時に
「からだがうごかない！！」状態になることらしい。
特に疲れているときにこの状態になりやすいとのこと。

なのでよく霊的なものと結びつけられることがあるが
科学的に説明できるものらしい。

例えば私が初めて金縛りにあったとき
大きな黒い人影に身体を上から押さえつけられるという
コワーイ経験をしているが
無意識の領域と意識的な領域の境目に居たから
「夢」なのにいやにはっきりとした感覚が残ってしまっただけだと思われる。


さて昨夜の金縛り、
昨日は体調がすこぶる悪く疲れていたので
そのせいなのは間違いないが
一連の金縛りの直前に、
目をつぶるとなんの脈絡もなく
いきなり「死神」の映像が現れるということがあったせいか
何だかイヤー−−な感じだった。

金縛りはいつもに増してひどく
喉がつまって息ができないほど。

いつもは金縛りの最中に、
昔飼っていて今は亡き犬の鳴き声と
「meちゃーん」と母親に呼ばれる声が聞こえるのだが
昨夜はそれもなく、ただただ苦しかった。

思わず隣で眠りこけている旦那の手を
無理やり自分の方へ引き寄せてつなぐ。
すると安心して、どうやらすぐに寝てしまったようだ。


しかし・・・
本当に苦しかった。
今朝もまだ何だかいやな感じが残っていた。

一昨日、私の喪服を買ったことから連想されたのかな？
単に持っていなかったから揃えた、というだけなんだけれど。

久々に、イヤな汗をかいた夜だった。