客観的にみて。

2002年7月5日
全く眠くなく夜を徹して分析してしまった。

自分の全てのデータを眺めて
考え込む。


「このデータは博論に値するものだろうか?」


自分で納得がいかないのは確か。
だが、今の自分が納得いくことなんてあるのだろうか?
いや、もしかして完全に納得がいく日なんて
研究者としての人生の中でやってこないのかもしれない。


・・・先生やゼミ仲間や博論を書き終わった先輩の評価を総合して
なるべく、客観的に、自分の研究を見つめ直してみる。

今の持ち駒では、そんなに素晴らしい結果でないのは、たしか。
でも、博論の審査を通りぬけられる平均レベルくらいには達しているのかもしれない。


・・・ならどうして書かない?
「質の高さをとった」なんてただの言い訳で
私は結局、これからの半年のつらさを恐れて
逃げているだけなのかもしれない。


本当に、嫌気がさしてくる。
この自分の弱さ。迷い。
致命的な欠点だ。
このままでは研究者としてやっていける訳がない。

もしかして、今これを乗りきることが
研究者への道の重要な試練なのかもしれない。

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