朦朧とした中での野心
2002年12月23日風邪は治らない。
朝や日中は割とスッキリしているのだけれど
夜になると決まって発熱。
38℃近くまで上がり
さんざんノドの痛みと、熱からくる腰の痛みに呻いた後
午前3時ごろやっと就寝。
そんな日々が続いている。
今も微熱が出始めているのだが
どうせ眠れないことは分かっているので
寝室から出てこの日記を書いている。
昨夜までと違って明日から仕事のため朝が早い旦那を
巻き込むことはできないから。
ここ数日
家から一歩も出ていない。
元気な時にはベランダに出て布団を干したりするけれど
それだけでもしんどい。
しかし何より
勉強ができない状況は本当に焦る。
ここのところ朝型勉強のペースがいい具合にできていただけに
このロスは堪えるな・・・
ただし
ふと、ほんとうにいきなり、
今後の研究のヒントが閃いたりする。
しかも、今書いている博論内で繰り広げているような
狭い視野の中ではなく
より広い視野の中での私の研究の意義、といったようなものが。
これは、今すぐ博論の中で
十分生かせるようなものではないかもしれない。
けれど、博論を書き終わった後で
どのような研究をやっていくか
その方向性に実に大きな示唆を与えるものだ。
同時に、こんな状態でも
やる気、というより「野心」は
フツフツと沸いてきている。
それは、1つに、尊敬する先生から
「あなたの研究で(科研費を)1千万はとれる」
と将来の共同研究を持ちかけられたことが大きい。
もう1つは、今度かなり大きな場での
発表の機会が与えられそうだからだ。
前者は飲み会の席での話だし
後者は指導教官がぽろっと言ったことにすぎないから
実現の可能性はかなり低いのだけれど
少しずつ、単なる学生ではなく
1人の研究者として自立していく
そんな道が見えてきたような気がする。
朦朧とした頭で何故アイデアが浮かんだり
野心が沸いてくるのかは不思議だが
一度こうやって博論執筆から離れてみることが
実は必要だったのかもしれない。
そう思えば今回の長い風邪も、有意義な気がしてくる。
これまでは、この間、既婚者のくせに隙を見せた私に
バチが当たったのだと
ひたすらネガティブに捉えていたのだけれど。
そうそう、旦那とのその後だが
本日ひらまつ系レストランでのクリスマスランチを
前から旦那が予約していてくれたのに
私の風邪が回復しなかったため、やむなくキャンセルした。
彼のボーナスでいい思いをさせてくれようとしていた
その気持ちをふいにしてしまった。
なのに彼は怒るでもなく、
治ったら行けそうなレストランをさらに探し始めてくれたのだ・・・
それに対する申し訳なさに
私の怒りもあっという間に冷めてしまった。
まあこれが、毎日を一緒に過ごすということなのかもしれない。
いいところも悪いところもあるけれど
プラマイゼロ、ではなく
やっぱりプラスへの大きな偏りを認識する、
そんな日々。
朝や日中は割とスッキリしているのだけれど
夜になると決まって発熱。
38℃近くまで上がり
さんざんノドの痛みと、熱からくる腰の痛みに呻いた後
午前3時ごろやっと就寝。
そんな日々が続いている。
今も微熱が出始めているのだが
どうせ眠れないことは分かっているので
寝室から出てこの日記を書いている。
昨夜までと違って明日から仕事のため朝が早い旦那を
巻き込むことはできないから。
ここ数日
家から一歩も出ていない。
元気な時にはベランダに出て布団を干したりするけれど
それだけでもしんどい。
しかし何より
勉強ができない状況は本当に焦る。
ここのところ朝型勉強のペースがいい具合にできていただけに
このロスは堪えるな・・・
ただし
ふと、ほんとうにいきなり、
今後の研究のヒントが閃いたりする。
しかも、今書いている博論内で繰り広げているような
狭い視野の中ではなく
より広い視野の中での私の研究の意義、といったようなものが。
これは、今すぐ博論の中で
十分生かせるようなものではないかもしれない。
けれど、博論を書き終わった後で
どのような研究をやっていくか
その方向性に実に大きな示唆を与えるものだ。
同時に、こんな状態でも
やる気、というより「野心」は
フツフツと沸いてきている。
それは、1つに、尊敬する先生から
「あなたの研究で(科研費を)1千万はとれる」
と将来の共同研究を持ちかけられたことが大きい。
もう1つは、今度かなり大きな場での
発表の機会が与えられそうだからだ。
前者は飲み会の席での話だし
後者は指導教官がぽろっと言ったことにすぎないから
実現の可能性はかなり低いのだけれど
少しずつ、単なる学生ではなく
1人の研究者として自立していく
そんな道が見えてきたような気がする。
朦朧とした頭で何故アイデアが浮かんだり
野心が沸いてくるのかは不思議だが
一度こうやって博論執筆から離れてみることが
実は必要だったのかもしれない。
そう思えば今回の長い風邪も、有意義な気がしてくる。
これまでは、この間、既婚者のくせに隙を見せた私に
バチが当たったのだと
ひたすらネガティブに捉えていたのだけれど。
そうそう、旦那とのその後だが
本日ひらまつ系レストランでのクリスマスランチを
前から旦那が予約していてくれたのに
私の風邪が回復しなかったため、やむなくキャンセルした。
彼のボーナスでいい思いをさせてくれようとしていた
その気持ちをふいにしてしまった。
なのに彼は怒るでもなく、
治ったら行けそうなレストランをさらに探し始めてくれたのだ・・・
それに対する申し訳なさに
私の怒りもあっという間に冷めてしまった。
まあこれが、毎日を一緒に過ごすということなのかもしれない。
いいところも悪いところもあるけれど
プラマイゼロ、ではなく
やっぱりプラスへの大きな偏りを認識する、
そんな日々。
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