疲れた

2003年3月31日
決断が迫られている。

やはり先生はプロジェクトで頭がいっぱいで
ほんのわずかなお金でとことん私を酷使しようとなさっている。
それでもやっぱり博士論文を優先しようとする私に、
プロジェクトのRAは「仕事」なんだから
しっかりやってもらわなきゃこまる、
という内容のメールを寄越してきた。
「仕事」って言われても・・・
時給に直したら、マックのバイトより悪いじゃん。

この状況があまりに苦痛で
早く逃げ出したいがために、D論を早く仕上げよう、
そればかり考えてきた。
でも、D論を早く書いてもその後の就職があるわけでもない。
そうすると、このプロジェクトにいやでも関わらなきゃならなくて
そうなると学生ではないのでRAになることもできず
無給で酷使される。

ああ、どう転んでも、もう最悪なのね。
でも、すべては自分のせいだ。自分が悪い。
学振に落ちた時点で、こういう運命だったのだ。
能力がないものは、こういう扱いを受けなければならないのだ。

もう先生に抵抗するのも疲れた。
がんばってD論書いても
先生の業績になるというのに認めてもらえず
それどころか、D論審査を優先したがために
プロジェクトの方がおろそかになった、とかいわれかねない。
それで、心証を悪くして、就職も振ってもらえなくなるんだ。

本当に疲れた。
D論をがんばって書いていてもむなしくなる。

もう、あとは発想の転換をするしかないのか。
プロジェクトに関わることによって
私自身の新たな研究分野を切り拓くことができて
もしかしてそれで業績も増やせるかもしれないから
お金なんて二の次で、自分の研究として全力投球しよう、と考えるしかないか。
そうするためには、D論を延ばすしかないのだが。

もうそれでもよくなってきた。
先生との関係が良好なのが一番大事なのかもしれない、この世界。
こんなこともあるさ、と割り切るしかないのかもしれない。

しかしD論、ここまで書いていて延ばすなんて!
90%は仕上がっているのに!
悔しすぎて泣けてくる。
・・・仕方がない、自分のせい、自分が悪い。

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