期待以上の展開!

2003年5月22日
D論の第1回審査会が20日に開かれたららしい。
「らしい」というのは,第1回は,査読をしてくださる5人の先生方だけで
審査をすればよく,私が出頭する必要が無いからだ。

20日の夜,いきなり指導教官からメールが届き
第2回審査会(口頭諮問)と第3回審査会(公開発表)の日程が
いついつに決定した,と言われた。
そのあまりのスピード日程に,びっくり!
全てが6月中旬に終わってしまうよ〜!

早速21日,指導教官の所へ行き
第1回審査会でどんな指摘がなされたかを聞きに行く。
すると,先生方からずいぶんお褒めのお言葉をいただいたとのこと。
とてもよく書けていて,過程博士としての論文レベルを完全に超えている。
構成,論理,文章ともすっきりしていると。

そして先生方は,昔から私のことは知っているが,
執筆力がかなり向上した,力がずいぶん伸びた,
とおっしゃってくださったらしい。

う・・・うれしすぎる。
前日,どんな指摘があったのだろうとほとんど眠れなかっただけに
これでかなり力が抜けた。


その後,各先生方のお部屋へ行き,直接コメントをいただいた。
1人の先生のみ,「主述のねじれがある」など
文章の文法的な点をいくつか指摘してくださったが
他の先生は,ほんとーーに,信じられないくらい
修正が無かった。
お話してくださったことと言えば,
今後国際誌に論文を投稿した方がいい,というアドバイスくらいだ。


いや〜〜期待をはるかに超えた展開。
確かに自分の書いた論文に自信はあったが
それはあくまでも私の目から見た評価であって
他の先生方の視点から見たら,多くの指摘があるのだろうな,
と思っていた。
だから,本当に,修正がないなんて,思っても見なかった。

まあ先生方の褒め言葉は
「以前の私と比べて・・・」ということが含まれていて
相対評価的なところが大きいのかも。
それだけ昔の私がひどかったということを示しているのだろう。

すべて終わるまで,あと残り1ヶ月もない。
修正がほとんどないので,口頭諮問の準備に専念できる。
プレゼンも,大方できあがっていて
あとは細かい部分の修正や,なめらかにしゃべる準備や,
質疑応答の準備をすればよい。

しかしこんな普通じゃないスピードD論日程の中でも
指導教官はプロジェクトの方も普通にやらせようとする。
もう,ここまでくれば,それでもよくなってきた。
こういうポジティブな状況になったら,
私はやたら気が大きくなるらしく
やってやろうじゃん,という気持ちでいっぱい。
頑張ってやればやるほど,要求を無限に大きくしていく先生に対して
挑戦している気分だ。
勝ってやる〜

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