新しい授業方法

授業と、（ほんの）少しの実験の日々が続いている。

非常勤先の講義では、人数を絞るためいろいろ画策したのだが
蓋を開けてみれば、前期と同じくらいの人数。
立ち見も結構いたので、200人は超えているだろう。
後期はレポートを課すことにしたので、なるべく人数をすくなくしたかったんだけどなあ。
（非常勤だけで200人以上のレポートを短時間で読むのは、本当に大変なのだ）
まあ出席等を厳しくしたので、そのうち段々人数は減ってくるだろう。

非常勤とあわせて、講義歴はまだ4年目だが
この後期から、授業の方法を変えてみた。
詳しいことはヒミツ欄に書くけれど
授業で提示する情報量を少なくする代わりに、
学生自身が自分で考える作業をとにかく多くしてみたのだ。

学生にとっては、講義をただ聞くだけとは異なり、それなりに負担が多い方法なので
非常勤先ではともかく、本務校の学生がちゃんとついてこれるかな？
と心配だったが、思った以上に手ごたえがある。

ここの学生は、ただラクをして単位がほしいから、自発的には何もしないのではなく、
なにをやったらいいのか分からないから、何もしないのだな。
本当は、頑張って授業受けた！一生懸命学んだ！という実感が欲しいのだけど
その方法が分からなかっただけなんだなあ。
大学生にもなって、自分でやるべきことも、方法も、見出せないのか
・・・とは思うけれど、まあ彼らなりに
真面目な気持ちをもてあましているのだろう。

というわけで、授業中心の毎日。