非常勤講師

2002年10月9日
博論を書いた後のことを
少しずつ考え始めている。

いや、まだぜんぜん博論書けていないし
まずは早く書け!って感じなんだけど・・・

来年度の非常勤講師の話が来た。
その大学は、家からは遠いが、実家には近い。
どうせ月に1回は
実家に掃除や風入れをしに行かなきゃならないし
実家近くで実験をすることもあると思うので
私にとっては好都合。

今まで博論一本にするため
なるべく仕事は入れないようにしてきた。
しかし博論を書いた後で常勤の職を得るためには
なるべく非常勤などの経験を積んでおくと有利になる。

それに、学振に通らなかったら
来年度以降の経済状態も厳しい。
収入源を少しでも確保しなければ。

というわけで、この話が決まればいいなあと
ひたすら願っている今日この頃。

しかし・・・もし決まったら来年4月から開始なので
その前にさっさと博論を書いてしまわなきゃ。

夢のよう

2002年10月5日
発表の結果は

信じられないほどの手ごたえ。

かなり評価していただいた、と思う。


なにより「面白い」とか「目の付け所がいい」とか

そいういう言葉をもらったのが

夢のように嬉しい。

一番自分で自信の無い所だったから。


私の指導教官は

ちょっと私の研究からずれたところに興味があるので

あまり「面白い」とはおっしゃってくれない。

今回、こうやって学外の、しかも尊敬する先生に言ってもらえて

もう、単純な私は、あっという間にやる気回復(笑)


博士論文なんてさっさと書いちゃって

もっともっと上を目指した方がいいと言われた。

世界を見据えろと。

ひゃーーーなんておだて上手

・・・なんて思いつつ

よーーし、とか思っている私。

がんばるぞぉぉぉぉ


絶体絶命

2002年10月1日
うひょー

いきなり今週末発表決定。

しかも・・・

しかも・・・

恐れてやまないハイレベル研究会にて。
・・・・・
・・・・・
どーーーーすんんだ?私。

まとめて

2002年9月24日
日記をサボっている間の1週間にあった主要な出来事を
メモとして残しておこう。

金曜に先生のところへ行き
研究上で悩んでいる箇所をすべて見ていただいた。
先輩はする必要がないと言っていた追加実験を
先生はした方がいいとおっしゃった。

よりよいものを作る、という方向性は
先生と同じだった。当たり前だけど。
安心した。

早いうちに実験に入ろう。
そのデータがそろえば
自分でも納得がいく博士論文になるはず。
そう思うと、どんどん力が沸いてくる。


日曜にはベッドが到着。
旦那が起きると身体が痛いと訴えるようになったため、購入。
睡眠は一番大事だということで
どうせならちゃんとしたものをと、フランスベッドにした。
Z-Hiスプリングとかいうマットレス。

それで寝ると、平気で10時間以上眠れてしまう。
だからといって本当に夕方まで寝る私たちもすごい。

なぜそんなだらだら生活が送れるかというと
旦那が遅い夏休み中だから。
今月いっぱいお休み。
引きずられてさぼりまくらないようにしなきゃ・・・
そういや昨日は、
旦那と丸ビルへ行った。
初めてだったのだが、すごい人ごみ。
ま、今月OPENで連休中とくりゃ、あたりまえか。
レストランも17時台からかなり並んでいた。

思ってた以上の、お店の充実ぶり。
秋物ファッションがあの店にもこの店にも並んでいて
ほしいものが20点くらいあった。
でも・・・結局1点も買わず
ラーメンを食べてB1でケーキを二つ買って帰ってきた。


歩いている人を見ると、おしゃれな人が多い。
ご近所の感覚で(実際そうなんだけど)
適当な格好で行った私は
結構恥ずかしかった。

服がほしい、服がほしい。
好きなブランドの服を
好きなだけ買ってみたい。

でもできないのだ。
主婦になると、どうしてもお金が使えなくなった。
今旦那と私の二人の収入があって
独身の頃よりも余裕があるはずなのに。
家計簿に書き込むことを思うと、
どうしても自分のためだけには
高額のお金を使えない。

よし、今後良心が痛まないくらいのお金を
自分自身でたーっぷり稼いで
丸ビルで思いっっきり買い物しまくってやる〜!

金のために、仕事する。
それもいいんじゃない。

不安

2002年9月16日
実は土曜日は研究会だったのだが
同じ学問に携わっているのに
こーんなに頭のよさに違いがあるんだなーと実感した。

頭がいいか悪いかなんて
そんなのは努力でいくらでも・・・なんて思ってたけど
どうしようもない素質の差はある。

私がすごいと思っている先生
もう40歳を超えていて助教授なのだが
本当にスゴイ。
知識量もすごいが
今聞いたことを自分の知識と関連づけて
あっという間に自分の理論を更新してしまうところがすごい。


しかし口が悪い。すごく悪い。
私の研究室の先生と先輩を
けっこうボロクソにけなす。

私は自分の指導教官と先輩方を大変尊敬しているし
その研究室に所属する私もそう思われているのかなと
自尊心の低下を気にするキモチもまだあったので
今まではそのけなし言葉の数々に多少の反発を感じていた。

今でももちろん、全部は受け入れられないけど
もしかして、あたっているところもあるかも・・・
なんて、最近少しずつ納得してきている。

あの先生の持つ膨大な理論的広がりに比べたらなあ。
確かにうちのゼミでは、無理がある理論が飛び交っているかもしれない。

そしてその中で、もっとも無理がある理論が
私の理論なのかもしれない。


今こうして勉強していても
つねに「本当にこれでいいのか?」
「もし間違っていても、どこでそれを指摘してもらえるのか?」
という不安が次々と沸く。
そう、これまでのように
ただ進むべき方向に進まねばという焦りではなく
すでに進むべき方向性自体を
見失いそうになっているのでは、という不安なのだ。


ううむ・・・
とにかく、いっぱい考えよう。
いっぱい悩もう。
それが研究というもの。
最近の私の状態からして
悩む気になれただけでも、進歩だ。

あーあ・・・

2002年9月14日
情けない。
私は一体どういう人間なのだ??

・・・ってことが起こった。
というより起こした。


そんな中でも、旦那だけは
私をやさしく見守ってくれる。

それを再認識するための出来事だったのかなあ・・・

今週はそれなりにがんばって
ピアノの練習をしたつもりなんだけど
レッスンではイマイチ上手に弾けなかった。

ショパンは34-2はもう上がりでいいと
先生はおっしゃったが
ミスも多く、表現力もまだまだで、
オマケの○だなと思ったので、
新しい曲と共に、もう1週やってきます、と言った。
新しいワルツは、70-2。


先生とは、いつもよくおしゃべりをする。
レッスンの前後、合計20分以上はおしゃべりしてる。
ご近所さんだから、なにかとネタは多い。

今日は、先生の息子さんの話だった。
先生のご家族は全員音楽に関わっているらしく
お子さんの一人はフリーの作曲家?らしい。
結構いろんなアーティストと関わっていて
その話を先生を通じて聞くのは楽しい。

ミッチーのライブの後ろで弾いたり
V6の曲のアレンジをやったりもしているらしい。
ジャニーズと結構かかわりがあるらしいので
今度タッキーのサインでももらってもらおうかな〜
(そう、私はタッキー好き。あの非常にきれいな顔と、鍛えた身体が、たまらないわ!)


ゼミだが

2002年9月12日
なんとかゼミの準備をして
ちょっとだけ寝てから出かける。

するといつもいいアドバイスをくださる先輩がお休み・・・
私は他の人の発表に対して大いにコメントしたつもりだが
私の発表に対するコメントは、誰からもほとんどもらえなかった。
いつも、今日お休みの先輩からしか、
コメントがもらえないからだ。

皆とお話できたのはよかったけど
ちょっとだけ、時間を無駄にした気分。
結局、自分の研究に関しては
なんのアドバイスももらえないまま、
一日を費やしてしまった。


・・・今日お休みだった先輩は
いつもこんな思いをしているのかな、と思う。

先輩の発表に対してコメントをするのは、私一人。
でもそのコメントも、先輩にしたら、
そんなに有意義なアドバイスではないかもしれない。

反対に、私をはじめ、皆が
彼女からいいコメントをたくさんもらって
ああ研究が進んだ、という充実感と共に家路につける。


先輩は、来週も欠席すると言う。
もしかして先輩は
このあまりの不均衡に、ほとほと嫌気がさしてしまったのではないか?
そんな不安がよぎる。
彼女からコメントがもらえなくなったら
皆の研究の進み具合は、どうなるのだろう?


でも仕方がないのかもしれない。
彼女ほどの優秀な人なら
他人の研究に十分すぎるくらい奉仕したのだから
あとは自分の研究に専念してほしい。
でないと、この学問にとっての損害となる。


私はと言うと・・・

私はこれまで十分先輩からいいコメントをもらってきた。
でも私は他の人に、それを十分返しきっていない。

こういうものは、ゼミの中で受け継いでいくべきものなのだ。
ゼミの中でほとんど一番上の学年層になった今
こういう思いをするのは当たり前なのだ。
きっと先輩方は
みな同じ事を感じていたのだと思う。

それが、ゼミを去っていく前に課せられた
指名なのだと思う。

先輩がいないとき
私じゃとてもその穴を埋め切れていないけど
このゼミでのディスカッションのレベルを維持するために
自分自身を磨かねば。

そうやって自分のモチベーションにしていけばいい、
それだけのこと。
実は、
とても情けないことに
一昨日締め切りだった論文
・・・間に合わなかった。

すでに最後までの流れは決まっていたし
実際に大分書いていたし
必死でがんばれば、間に合ったはずなのに。

最近の私の状態じゃ、
そのがんばる気力がでなかった。
どうしても、どうしても。


出すつもりだった論文はレビュー論文だ。
博論の序論の一部となるもの。
今年博論を出さないのなら、せめてレビューは出そう、
そう心に決めていたのに。


・・・自分で決めたことを守れないなんて。


今までの自分なら、絶対に守っていたはず。
でも今の私、
博論もがんばれなかった、論文も出せなかった。
ことごとごとく自分を裏切っている。


・・・ひとつだけ言い訳をするならば
やっつけで書くものには、満足ができない自分になっていた。
今回、書けば書くほど自分の中での理論的な広がりができてきて
それを十分に論文の形にするには、まだまだ時間が必要だった。
もうすでに、自分で納得がいかないものは出せない、
そういう自分になっていたのだ。

それでも、今回は出すべきだった。
まだ中途半端でも、出すべきだった。
そんなに大きな業績にならなくても、出すべきだった。
ひとつの区切りをつけ
そこをステップとして突っ走るために。


今の自分を、どうしたらいいのか・・・

こんな自分を受け入れ
スモールステップで進んでいくしかないのか。
特効薬など、どこにもない。

学会のホテル

2002年9月10日
そろそろ来月の学会の準備をしなければ・・・
と思い、始める。

とは言っても、ポスターはせいぜい1週間前くらいに作ればよく
今やらねばならないことは、宿と飛行機の予約。

まだまだ1ヶ月以上先だし余裕で取れるでしょ。
・・・と思っていた私が甘かった。

連休中、しかもあまり観光地としては大きくないところ。
この大きな学会が行われるとなると
あっというまに数少ない宿は埋まっていたのだった。


飛行機代だけでも相当お金がかかるので
なんとしてでもツアーで行きたかった。
しかし、どこに問い合わせても「ホテルが満室です」。
連休中だしある程度高い値段設定でも
仕方ないか、と思い探すが、それでもだめ。
自分の準備の甘さを嘆く。

Webを検索しつつ3時間も電話を握り締め、
そろそろ諦めようか、
飛行機だけとって、発表したらトンボ帰りしてくるか、
と思ったそのとき!

非常にマイナーな旅行会社のHPにたどり着く。
しかも、飛行機は行きが早く帰りが遅い、
かつ2泊してもかなり安い値段設定、と
これ以上ない条件。
ダメもとで電話してみると
なんとまだ空いているという。

即効で予約をとってもらう。
振り込みもネットからすぐすませる。
あー、助かった。
思わず担当のおにーちゃんに、
「ありがとうございます、ありがとうございます!」
と叫ぶ。
冷静に対処されてしまったが・・・


しかしツアーってすごい。
飛行機代だけでも一番安くて、往復5万。
なのに、ツアーだと、飛行機プラスホテル2泊(朝食つき)で、3万5千円弱。

しかもおもしろいのが、同じツアー、同じホテル泊で、同じ出発日なのに
1泊2日なら5万5千円で、
2泊3日なら3万5千円。
つまり1泊多く泊まる方が、約2万も安くなる、というパラドックス。

これは一体どういうことなのか??

・・・正解は、おそらく、帰りの飛行機、だ。

1泊2日の方は、連休最終日に帰ってくるのに対し
2泊3日の方は、連休が終わった次の日に帰ってくる。
おそらく、飛行機のチケットの卸値がかなり差があるのだろう。

こういう訳で、学会は連休中に終わるので1泊2日で十分だったのだが
迷わず、2泊3日にした。
初めて行く場所だし、
最終日は、ゆっくり観光でも楽しんでくるか。

梅宮一家と遭遇

2002年9月9日
そーいえば
軽井沢のホテルエクシブに行ったときのこと。

フロントで、梅宮一家に出会った。
アンナさんが、赤ちゃんつれていた。
梅宮パパも、孫にぴったりくっついていた。

それはそれはかわいーーーーい女の赤ちゃん。
すると女の子が大好きなうちの甥は
ものすごい勢いで突進・・・

普段ならすぐに止める大人たち
でも今回ばかりは勝手に走らせた(笑)
アンナさんの女の子のそばに嬉しそうに近寄る甥。

当然母が孫をダシにアンナさんに話しかける。

「何ヶ月なの?」
「1歳3ヶ月です」
「あらまあ、賢い赤ちゃんね〜」

その程度だったけど
プライベートで来てるんだからと
私が慌てて止めた。

しかし私たちがその後ゆっくりと時間をかけて朝食をとって
再びフロントの前を通ったら
なんとまだ梅宮一家がいるではないか。
誰もが通るフロントに。延々と。

なーんだ、もしかして、赤ちゃんを見せびらかしたい?
すっごくかわいかったから、キモチは分かるけど。

その後、喫茶店でも隣になった。
改めて、梅宮一家、ほんとーに、ふつーーーーーだなー。
梅宮パパなんて、その辺のおっちゃんだったし
アンナさんもちょっと産後の体型が・・・

結局一番目立っていたのは、1歳の赤ちゃんでした。
だめだ。
なんにもやる気がしない。
これはどうしたことだろう?

この土日も
昼まで旦那と寝て
昼から一緒にワインとチーズを食したり
TVを延々と見たり
そんな感じ。

あ、いっこだけ
ピアノは弾いてる。
でもそれは定期的にレッスンがあるから。
弾いてるときは楽しいけど
レッスンがなかったら、多分弾かない。



旅行で母親がなぜか
川口順子外相の新聞記事の切り抜きをくれた。
「キャリアの軌跡」というシリーズでの記事。

わーあの人
結婚もしてなくて子どももいないのかと思っていたら
しっかり結婚もしているし子どもも一男一女いるんだって。
30代後半に生んだんだって。
ベビーシッター4人も頼んで乗り切ったんだって。

「チャンスがあれば逃げずに”ダメもと”でやってみよう」
「常に柔軟に前向きに」
「女性であることはパーソナリティの一部」

すごいなー
すごいすごい。
パワーがあるよ。
オーラがあるよ。

私にはぜんぜんないものだよ。

ちょっと前の私ならこんな言葉を聞いたら奮起するのだろうけど
今の私は、ただただ「こう思えない私は能力がないのだ」ということを
確認するだけ。

やる気を継続させることも能力のうちであるわけで
私には結局能力がないということ。
そーいうこと。


しかしただ一言、心に残った川口外相の言葉。

「ある一時のことで、先まで決めつけてしまわないこと。」

・・・ふう、とりあえず、今はこれだけでもがんばろう。

乱れてるなあ

2002年9月7日
ホルモンバランスの乱れ。

普段はほぼ正確な周期でくる月のものが
今月はなんと半月も早くいらっしゃった。
単なる排卵期出血だと思っていた私は
軽井沢旅行であせるあせる・・・

一月に2回もいらっしゃると
身体がちょっとフラフラする気がする。

心理的にも、鬱によりがち。
こんなに長く「プチ鬱」が続くのも珍しい。


まあしかたないので明日は栄養たっぷり取って
身体だけでも元気になるように努めよう。

以上、単なるメモ。
うちのネコの一番の好物は「海苔」だということは
以前書いたが

2番目の好物。
それは・・・

「ゴム」

えー、髪の毛を結わえたりする、あのゴム、です。


私にはよく自分のものを
色んなところに置きっぱなしにするという
きわめていーかげんな癖がある。

その中で、髪の毛のゴムも、
そこらじゅうに置きっぱなしにしては紛失しているのだが
それが最近毎日のように1本ずつなくなっていくので
さすがにおかしいと思っていた。

するとある朝発見されたのが・・・
髪の毛のゴムの途中にある、金属の部分。

・・・って分かります?
普通は1本のゴムを自分でカタ結びして輪にするのだが
そのゴムは元々金属でつながって輪になっている状態で売っていた。
その金属の部分だけが、床に落ちていたのだ。
そしてその両端には、食いちぎられたアトが・・・

・・・・・おおおおおーい!にゃんこ、
食べてるんかい!?


どうやらゴムのニオイがたまらないようだ。

ある日、ネコが私の膝の上で気持ちよく眠って
いたと思ったら
いきなりフンフンと落ち着きなくかぎまわりだした。
目はこれまたイッちゃってて、明らかに異様な動き。

そしてついに彼が到達したのは、、、
私の手首に通してある、ゴム。
食いつこうとしてガルルと歯をむき出し
完全に野生にかえっていた。
私の腕には、一時的に彼の歯型が3つほど残ってしまった。


しかし・・・ゴムって食べても大丈夫なのか??
にゃんこが一体今まで何個のゴムを食べてきたのだろう?
最近やつのうんこがちょっとにおうのは、
ゴムの大量摂取のせいか??

・・・って最後に下ネタかい。
失礼。

ほん

2002年9月5日
どーーーーしても手に入れたいのに
どーーーーしても手に入らない本がある。

専門の洋書なのだが、
ここ数ヶ月探し続けている。

大学生協で注文しても絶版だと言われ、
大きな本屋や古本屋でもだめ。
アマゾンなどのオンラインショップでも「絶版です」。

借りてコピーしようとするが
我が学科にあるはずの1冊は紛失中なのは確認済み。

さらに、我が大学のほかの学科に探しに行き
助手室で渡された「所蔵リスト」で確認までできたのだが
結局本棚にはなく、こちらも紛失中とのこと。

・・・・・??
はて?
ない。どこにもない。
どんなに探してもない。

もうあの本とは出合えない運命なのだろうか?
我が大学に2冊もあるはずの本が、どちらも紛失。
もう絶版になっている有名なあの本、
私のように探しつくしてたどり着いた人が
そのまま持っているとか??

それは分からないが、手に入らないとますます欲しくなる。
博士論文の序論において、重要な枠組みとなるのは間違いないはずなのに。

あきらめきれずに、今日、無理だとおもいつつも
もう一度アマゾンで検索してみる。

・・・!!
あるではないか!
しかも、3〜5日で到着??
信じられない。
前回検索したときは、絶版だったのに。
一体どういうこと??

まあ、「やっぱり絶版でした」とかなんとか
メールが送られてくる確率も高いんだろうから
まだ喜べないけど
でもかなりうれしかった。

さあ、いつ届くのだろうか?
いやー本当にうれしい。
最近、一日中、鬱鬱鬱としているから
こんなことでも、少しそれが解消される気がする。

しかし手に入れるだけ入れたら
あとはほうったらし、という私の性格。
ちゃんと読むのかは謎。

大きすぎる期待

2002年9月4日
夫とはとりあえず仲直り。
勉強部屋に持って行っていた私の布団も
夫に強制的に寝室に戻されてしまった。


・・・結局夫に期待しすぎている私が悪い。
夫はこれほどまで私に期待していない。

大きすぎる期待はつらいものだ。
どんどん期待を大きくししていって
夫を追い詰めがんじがらめにしているのは、

私。



>三人息子の母さま

子育ての本質とは何か、子どもの発達とはどのようなものか、
いつもずばりと鋭い洞察をなさっている三人息子の母さんの日記は、
以前からずっと楽しみに読ませていただいておりました。
思わず、お気に入りに登録させていただいてしまいました。

私は子どもがまだいないので(ほしいとは思っていますが)子育て日記ではないですが、
たまに覗いていただけるとうれしいです。

夫がキモチワルイ

2002年9月3日
31日〜2日まで、2泊3日で軽井沢へ行って来た。
メンバーは、妹夫婦とその子ども(私の甥)、妹の義父、私の両親、私たち夫婦、の8名。

1泊目はプリンスホテル、
2泊目はエクシブ。
かなり素敵なホテルで、大満足。
アウトレットでのお買い物も、しっかりしてほくほく。


しかし・・・私の気持ちは晴れない。
夫のことだ。

私の親戚ばかりの中で、うまくやってくれたのには感謝している。
でも、彼には変な癖がある。

1日目、妹の旦那と妹の義父と私の父は
ゴルフをしに行ってしまったので
残りのメンバーでお買い物。
つまり男性は、私の夫ただ一人。

そういう状況になると、なぜか夫は
私の甥のパパであるかのような態度になる。
私の妹と甥との3人が家族であるかのような錯覚を起こしているようなそぶりを見せる。
そこに私がいるのに、私の夫ではなくなる。
隣を歩くこともない。

実はこのような夫の態度
1年以上前に私たちの挙式のために行ったハワイでも見られた。
挙式の次の日、私たち夫婦が妹と甥も一緒にショッピングにと誘ったところ
彼は挙式をしたばかりの花嫁である私は二の次で
甥と妹と3人の家族であるような態度を見せた。

ショックだった。
甥が私以上に私の夫になついているので
かわいがるのは分かる。
でも私は傷ついた。
どうしようもなく。
挙式をしたばかりの幸せな気持ちなんて
どこかへ飛んでいってしまった。
この結婚は間違いだったのだとまで思った。


でもいくら夫から望まれたからといって
結婚しようと思ったのは私の意志。
自分で決めたこと。
いくら彼のそんな面を見たからといって
そんな簡単には覆せない。
決めたことは貫かねば。

それに彼には他にいいところがたくさんある。
そこを自分の中で強調することによって、
うまく夫婦関係を維持していくことが
結婚した後の義務なのだ。

新婚旅行中、必死でそう自分に言い聞かせ、
いい思い出にするために、なんとかがんばり乗り切った。


しかし今回。
また変な錯覚を起こし
しかもそれを自覚もしていない夫を見て
この人はただ単純なだけではなく
ただのバカなのではないかと思った。

普通、そんな錯覚をするか?
妻と一緒に来た旅行で。
いくら子どもが好きだからといって
いくら子どもが早くほしいからといって
他人の子どもだぞ?
それにその態度が自分の妻にどれだけのダメージを与えるか
考えられないなんて、普通じゃない。

ただ情けなかった。
この人が、私の夫であるという事実に
嫌悪感さえ感じた。

普段はこの家で二人きりのコミュニケーションをしているため
そのシチュエーションでの彼しか私は認識できない。
でも今回、そこでは見えてこない夫の違う側面が見えた。
いや、気づかないフリをしていたけど、
無理やり直視させられたというのが正しいか。

それでも今回も、彼にはいいところがあるのだから、
夫婦関係を維持するように努力するのは
互いの義務なんだからと、自分に言い聞かせようとした。

でも彼が本当に努力をしていると言えるのかというのは疑問。
また、私の彼に対する嫌悪感はどうしようもなく大きくなっている。

結局旅行から帰ってきた昨日の夜
旦那の隣で眠ることさえできなかった。
隣で寝ようとしても
「キモチワルイ」、そればかりだった。

この嫌悪感は、いつかは消えるのだろうか?
本当は消したいとも思わない。
しかし彼にチャンスをあげないのもかわいそうなのかもしれない。

もう二度と彼をまるごと信用することはできないけれど
それでもやっていかなきゃいけないのが、夫婦なのだから。
そして私がその道を選んだのだから。

うちのにゃんこの一番の好物

それは
カリカリでもなく
モンプチでもなく
サカナでもなく

「のり」。

そう、あの海苔である。
オムスビに巻くあれである。


海苔を目の前にすると
完全に人格(猫格?)が変わる。

普段はずうずうしく寛ぎきっているのに
急に落ち着きがなく
鼻息が荒く
目が完全にイっちゃってる状態になる。


山本山の海苔缶の蓋を開ける「カラン」という音がすると
どこにいたって飛んでくるし

隣の部屋の見えないところでこっそりとオムスビを食べていても
いつのまにか「フンフン」とそばに来ているし

それらしき黒いものを私が持っているのを見ると
例え寝かけていても、跳ね起きる。

聴覚も嗅覚も視覚も
すべてが海苔を目指している感じ。


普段にゃんこに呼びかけても来てもらえなくて
大変クヤシイ思いをしている私。
この状況を利用しない手はない。
思い切りにゃんこをもてあそんで楽しむ。
悪趣味(笑)

海苔を高いところで振り回してダンスさせたり
隠して、においだけするようにして探し回らせたり
にゃんこの上の歯茎に海苔を貼り付けて
目の前にあるのに食べられない状態にして焦らせたり。


面白すぎる。
今の一番の楽しみ。
海苔を持っているときだけ、私も立派なご主人様だ!
(いや、ただのバカな飼い主という気がするが)

しかし海苔がもうなくなったのを知られると
あっという間にあっちへ行かれてしまって
「にゃんこちゃーん、遊んで〜」と
いつもの通り下僕状態に成り下がる。


・・・我が家で海苔を切らすことは、絶対に、ない。

鬱の理由

2002年8月28日
鬱。
どうしようもなく。


ああ、自分は今、鬱状態である。
・・・と認識できていた。
一日中、布団の中で理由を整理。

<理由として考えられること>
1.論文の締め切りが迫っていること
2.なのに、読むべき文献が山積みであること
3.自分の努力する力に自信がなくなっていること。
4.これから1年という、私が一番大変なときに、夫の環境が変わること


3について・・・
能力とは、才能プラス運プラス努力で
才能はようやく最近自分を信じられるようになってきており
運も結婚後さらに強化しているのに
努力。これがついてこないのが歯がゆくて仕方ない。

いや、ただの怠慢なのだが。
誰でもできる努力、これができないなんて
私はなんてくだらないヤツなのか。
という自責。

・・・しかし、これくらいの理由で?
こんなにも無気力に?
1〜3なんて、今に始まったわけではない。
4は急なことだが
頭で納得できているからOKなはず。



・・・ハタ!(擬態語)


そうだった、
どうしても心理的理由が見つからないときは
たいてい身体的理由を考えればよいのだった。


正解は、ホルモンバランス、だ。


これは侮れない。
ホルモンバランスが変化するときは
理由もなく鬱になったり
泣けてきたり、むなしくなったりするのだ。
更年期障害に苦しむ人の中には
快晴の空が、どんよりと灰色に見える人もいるそうだ。


ふう、そうか、それならば一時的なもの。
1〜2日で治るだろう。

・・・実はもしかして理由は
そればかりじゃないかもしれないけど
それだけのせいにしておくことも大切。

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